県内の高校1・2年生が臨む新人体育大会です。トラスタ長崎で開かれた県高校新人陸上大会。上位3位までに与えられる九州大会の出場権を懸けて3日間争われました。
まずは、女子100mハードル。注目選手は、今年、2年生ながらインターハイに出場した、純心女子2年の三浦歌。
対するは、去年、西諫早中で全中準優勝の実績を持つ、長崎日大1年の吉永優衣。三浦、吉永の2人が早速抜け出し、中盤で三浦がリードを奪います。上級生が意地の走りで後輩を振り切り、三浦が優勝しました。吉永も14秒台をマークし、2位に入りました。
【純心女子2年三浦歌選手】「ずっと13秒台目指してきてるので九新(九州新人大会)では13秒台をしっかり出すことが目標。優勝します!」
【長崎日大1年吉永優衣選手】「しっかり練習してからもうちょっとタイムを上げて頑張ります。歌ちゃんに着いていきます!」
女子400mでは、北部九州インターハイに出場した口加2年の北川祐が栄冠を手にしました。(記録:58秒47)
続いては、秋の駅伝シーズンが控える中長距離走。男子1500mでは、1年生の活躍が光りました。鐘が鳴って、鎮西学院1年の百田を先頭にラスト1周。優勝争いは、3人に絞られます。ラスト100mの直線。改めてギアを入れ直し、後続を振り切った百田が3分台に迫るタイムで優勝しました。2位、3位も1年生が続き、九州大会切符を手にしました。
【鎮西学院1年百田好希選手】「自分が引っ張る展開になっても最後まで押し切ろうと思って走りました。駅伝ではメンバー入りをして、全国でも戦えるような選手になっていきたい」
【長崎日大1年俵匠生選手】「ラスト100m切ってから(百田選手に)もう1 回上げられたので、そこに対応出来なかったのが悔しい。駅伝では初の都大路を目指しているので優勝目指して頑張りたい」
【創成館1年髙田優剛選手】「初めて九州大会に出るけど、目標は予選通過することで頑張っていきたい」
一方、女子は終始先頭を譲らず走り切った創成館2年の今里あんりが優勝しました。
【創成館2年今里あんり選手】「去年は予選落ちで悔しい思いをしたので、今年は予選から勝ち切って決勝でもいい走りをして入賞できるように頑張りたい」
そして、接戦が繰り広げられた男子走り幅跳び。諫早2年の松本明士選手が4跳目の6m78(-0.2m)で逆転し、優勝しました。