高校生が平和への思いを世界の舞台で発信します。長崎の高校生平和大使2人が核兵器廃絶を求める署名を国連に届けるためスイス・ジュネーブへ出発しました。
16道府県から選ばれた第27代高校生平和大使22人は、スイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪れます。
核兵器廃絶を求めるため去年の8月9日からの1年間で全国から集めた署名は9万6428筆。(前年比:-3628筆)20日(火)に国連軍縮局を訪れて署名を手渡したうえで、核兵器廃絶への思いを英語で伝えます。
高校生平和大使・長崎東高校・津田凜さん(16):
「(署名は)すごく重みがあって1人1人『頑張ってきてね』と言って下さる人もいたり、『やっぱり核兵器はだめだよね』と仰ってくれる人もいて、その方々の思いをすべて持っていきたい」
高校生平和大使・長崎西高校・大原悠佳さん(17):
「これまで長崎で生まれ育って、その中で聞いてきた被爆者の方々の声だったり思いをしっかり私の言葉で伝えていきたいと思います」
高校生平和大使が国連に届けた署名の総数は今年で272万3142筆に上ります。