県内の新型コロナウイルスの感染者が急増しています。
人出が増える夏休みはさらに注意が必要です。
7月15日(月)から21日(日)の1週間、県内70の定点医療機関が県に報告した新型コロナウイルスの患者は1596人で、前の週より28人増え、6週連続で増加しました。
1医療機関当たりの患者数は、平均で23.13人です。
年齢別では、10代が最多の213人で、20代から60代はそれぞれ前の週より増加しました。
県のゲノム解析によると、採取した検体のうち現在全国で「第11波」を引き起こしているとされるオミクロン株の新たな変異株「KP.3(ケーピー・スリー)」の検出割合は、4月の5%から6月は90%に増え、県内でも置き換わりが進んでいます。
県環境保健研究センターは、「人出が増える夏休みも引き続き、場面に応じたマスクの着用や手洗いなどの基本的な感染対策に努めてほしい」としています。