九州に停滞する梅雨前線や低気圧の影響で、県内は12日未明にかけて大雨となる恐れがあります。
気象台は警報を発表する可能性があるとして土砂災害などへの注意・警戒を呼び掛けています。午後5時ごろの長崎市。大粒の雨が降り始めました。
夕方までの24時間雨量は雲仙岳で92ミリ、厳原で63.5ミリ、西海で61.5ミリ、島原で51ミリ、長崎で48.5ミリなどにのぼっています。
また1時間雨量は雲仙岳で53ミリの非常に激しい雨、西海で28ミリ、島原で27ミリ、大村で25.5ミリ、長崎で22.5ミリなどの強い雨を観測しました。
県内は12日未明にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる恐れがあります。12日午後6時までの予想雨量は、多い所で1時間に40ミリ、24時間に120ミリの予想です。
気象台は雨雲が現在の予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる恐れがあるとして土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意、警戒するよう呼び掛けています。