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2024/03/29

教授が「アカハラ」や研究費不正使用…長崎県立大学職員4人を処分

長崎県立大学で「アカデミック・ハラスメント」いわゆる「アカハラ」などの不祥事が発覚しました。大学は29日、職員4人の処分と学長が報酬の一部を自主返納すると発表しました。

県立大学によりますと看護栄養学部の50代の教授は去年6月、担当するゼミの学生1人にマンツーマンで進学指導を行った際、威嚇的な大きな声を出し、机をコツコツ叩くなど適切さを欠く言動によって精神的苦痛を与えました。

去年6月、学内の相談窓口に学生本人から通報があり「アカデミック・ハラスメント」に該当すると認定されました。

またこの教授は業務の実態がない学生3人のアルバイト代として合計12万1500円を支出させ、研究費を不正使用しました。大学はこの教授を29日付で1カ月間、減給10分の1の懲戒処分にしました。

このほか、情報セキュリティ学部の入試で、誤った終了時間を受験生に伝えるなどした40代の教授を訓告、准教授を厳重注意、看護栄養学部の「化学基礎・化学」の入試問題で誤った問題を作成した地域連携センターの60代の特任教授を厳重注意、これらすべての管理監督責任をとり、学長が2カ月間、報酬月額の10分の1を自主返納すると発表しました。

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