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2024/02/27

衆院長崎3区補選 候補者擁立方針が一転…自民党「不戦敗」含め調整へ

自民党安倍派の政治資金パーティー裏金事件で略式命令を受けた谷川弥一前衆院議員(82)の辞職に伴い、4月に行われる衆院長崎3区の補欠選挙で、自民党は候補者を擁立する方針でしたが、擁立しない「不戦敗」も含め調整を続けています。

自民党・森山裕総務会長(78):
(Q.不戦敗の方向で調整と一部報道があるがどういう戦いと位置付けている?)
「それは我が党にとっては大変大事な戦いだと思っている。長崎については、擁立の努力を続けている」

自民党・梶山弘志幹事長代行(68):
「報道は承知しているが、まだ決まっていない。何も決まっていない」

自民党の茂木幹事長は2月13日、長崎県連の古賀友一郎会長(56)と前田哲也幹事長(60)に対し、「長崎3区は戦うことになった。準備を進めてほしい」と電話で伝えていました。しかし補選は、裏金事件に伴う逆風が予想されることや、長崎3区が次期衆院選から新2区と3区に分割され、両区の候補者が既に決まっているため、たとえ当選しても比例代表に回さざるを得ないことなどから県連は慎重な姿勢を示しています。

古賀友一郎会長(56):
「戦う・戦わないということも含めて、党本部のご判断を今後いただきたい」

自民党長崎県連の古賀会長(56)は、26日、党本部で茂木幹事長(68)、小渕選対委員長(50)と面会し、「補選に立候補する意欲がある県議が1人いる」と伝えました。その上で、来月10日までに「不戦敗」も含めて結論を出すよう求めました。

衆院長崎3区補欠選挙には立憲民主党の現職で、比例九州の山田勝彦衆院議員(44)と、日本維新の会の新人で、塾経営の井上翔一朗氏(40)が出馬を表明しています。補選は4月16日(火)告示、28日(日)投開票です。

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