五島市でお盆の念仏踊り「チャンココ」が繰り広げられています。「チャンココ」は花笠を被り太鼓を斜に掛けた腰蓑姿の若者らが列になって踊る念仏踊りで五島で800年以上前から伝わっています。現在13の地区で継承されていて、それぞれの地区では朝早くから甲高い鉦の音と先祖を供養する歌が響いています。コロナ禍が明けた今年は4年ぶりに帰省客や観光客に見せようといくつかの地区は市の中心部にも繰り出しています。上・下の大津地区のチャンココは県の無形文化財にも指定されていて終戦記念日の15日夕方、合同で町内の墓地で戦没者を偲んで終わります。