年末年始に向けたクルマエビの出荷が五島市で始まりました。
久賀島にある福岡のクルマエビ養殖会社「拓水」の事業場では、夜明け前から水揚げしたクルマエビの箱詰め作業が行われています。
産卵から完全養殖されたクルマエビは、平均で体長約20センチ、重さ約35グラム。旨みと香りが高く、芳醇な甘みが特長です。今年は去年と同じ水温にも関わらず、ひと回り大きく育ちました。
3段階の冷たい海水が入った水槽にエビを入れて動きを鈍らせ、7段階のサイズに分けて丁寧に箱詰めします。
出荷量は年間55トン、12月だけで13トン前後にのぼる予定で、特に27日からの3日間は1日1トン以上を出荷するため、徹夜の作業になります。出荷は来年1月20日ごろまで続きます。