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東山手のグループホーム火災 初公判

2017年12月13日

4年前、長崎市で高齢者5人が亡くなったグループホーム火災で運営会社の元代表の初公判が開かれ元代表は起訴内容を認めました。業務上過失致死傷の罪に問われているのは火災が起きた長崎市のグループホーム「ベルハウス東山手」を運営していた「アイ・エル・エス」の元代表桝屋幸子被告(66)です。起訴状によりますと桝屋被告は設置義務のあったスプリンクラーを設置せず、2013年2月8日の火災で入所していた77歳から90歳の女性5人を死亡させたほか、5人に重軽傷を負わせたとされています。初公判で桝屋被告は起訴内容を認めました。弁護側は起訴内容は争わないもののスプリンクラーについては「設置義務があるという認識がなく消防に指摘されたこともなかった」などと主張しました。消防法では施設面積が275平方メートルを超える場合、スプリンクラーの設置義務が生じます。裁判では建物の3階に居住し、犠牲となった要介護者の中島千代子さん(82)を利用者とみなすかが争点となっています。検察側の証人尋問では火災の1年前、ベルハウスを訪問した消防職員が「当時、桝屋被告は3階の住人には関与していないと話していた」と証言しました。検察は中島さんが施設から食事の提供を受け、施設の風呂も利用していたことなどから3階を施設の一部とみなし、その面積を足せば275平方メートルを超え、スプリンクラーの設置義務が生じると主張しました。弁護側は執行猶予付きの判決を求める方針です。裁判は14日に被告人質問などがあり、来年1月11日(木)に結審、2月1日(木)に判決の予定です。