県内ではインフルエンザ、新型コロナともに感染者の報告数が前の週よりやや増えています。
4日から10日の1週間に県内69の定点医療機関から県に報告されたインフルエンザ患者は、前の週より179人増え1478人。4週ぶりに増加に転じました。一つの医療機関あたりの平均患者数は21.42人で、警報レベル終息基準値の「10人」を16週連続で超えています。
新型コロナの報告数は488人で、前の週を61人上回り、こちらも5週ぶりに増加に転じました。一つの医療機関あたりの報告数は7.07人で、地区別では対馬が22人、県北が18人と比較的多くなっています。
また、世界的に流行し、国内でも患者が相次いでいる「はしか(麻しん)」は、県内では2012年6月以降確認されていません。はしかは感染力が非常に強く、発熱やせき、鼻水などの症状のあと、39度以上の高熱や発疹が現れます。
県は、感染が疑われる場合は事前に病院に連絡してから受診してほしいとしています。