県は先週1週間の県内の感染症の発生状況を公表しました。インフルエンザ、新型コロナともに前の週をやや下回っていますが、インフルエンザは引き続き警報レベルとなっています。
1月22日から28日までの1週間で県内70カ所の定点医療機関から県に報告があったインフルエンザ患者は、1190人で、前の週を182人下回りました。
医療機関あたりの平均患者数は17人で、警報レベルの終息基準値「10人」を10週続けて上回っています。地区別では県北が32.75人、対馬が26.67人など10地区中6地区で警報レベルを維持しています。
県環境保健研究センターによると、インフルエンザA型、B型が同時に流行しているため一度かかってもまたかかる人もいるとして、基本的な感染防止対策に努めるよう呼び掛けています。
一方、新型コロナの報告患者数は841人で前の週を67人下回り5週ぶりに減少しました。(定点当たり報告数12.01)年代別で見るとインフルエンザ、新型コロナいずれも10代の報告数の増加が続いています。