自民党県連は9日、議員団会議を開き、谷川弥一前衆院議員(82)の辞職に伴う衆院長崎3区の補欠選挙で、今月末までを目標に候補者選びを進めることを確認しました。
会議では、前田幹事長(60)が、7日(水)に古賀会長(56)と共に出席した党本部との会合について報告しました。
党本部は今月末までを目標に4月28日投開票の補選に候補者を立てるかどうかを判断するとしていて、会議では、選挙を戦う前提で候補者選びを進める方針を確認しました。候補者は県連の県議など党の関係者だけでなく、民間企業も含めて幅広く人材を求めるとしています。
県連は10日、会長、副会長と幹事長、総務会長、政調会長の三役で会議を開き、対応の方向性を決めるとしています。長崎3区は次期衆院選から新2区と新3区に分かれ、それぞれの党公認候補は現2区の加藤氏と現4区の金子氏に既に決まっています。
前田幹事長は「党本部からは、補選で公認候補が当選した場合、次期衆院選では、比例代表に回すことを約束していただいたと思っている」と話しています。
このほか3月に予定していた県連の政治資金パーティーが中止になったことを受けて、来月中旬までをめどにパーティー券の購入者に代金を返金することを決めました。