自民党県連は(28日)常任総務会を開き、安倍派の政治資金パーティー裏金事件で会長を辞任した谷川弥一前衆院議員(82)の後任を古賀友一郎参院議員(56)に決めました。
古賀友一郎参院議員は諫早市出身の56歳。長崎市の副市長を経て2013年の参院選で初当選し、現在2期目です。
古賀友一郎参院議員(56):
「信頼を崩すのは一瞬だが、回復するのは口で言うほど生半可なことではない。その信頼を回復していかなければならない。それが私に課せられた使命」
谷川氏の辞職に伴い、4月28日に行われる長崎3区の補欠選挙については…。
古賀友一郎参院議員(56):
「やはり『戦うべし』という意見も上がったのは事実ではあるが、客観的に今回の状況を見て、大変厳しい状況であることは間違いない事実。候補者を出す出さない、どういう決め方をするかということを全て含めて、今後党本部と協議をしていきたい」
候補者として大村市区選出の松本洋介県議(47)や、谷川氏の元秘書で、佐世保市・北松浦郡区選出の山下博史県議(49)を推す声が出ています。
松本洋介県議(47):
「お声を頂けるのは本当にありがたい。ただ今の状況考えた時に、また、今後の選挙区のあり方等なかなか厳しい状況の中で、色んな方のご意見を伺いながら考えていきたい」
山下博史県議(49):
「ご期待を頂いているということは政治家の一人としては大変ありがたいことだと思うが、いろんな事情を見極めながらまた考えていきたい。今日の時点で全く白紙」