【ブースター】「今年もヴェルカ頑張れー!」
プロバスケットボールB1リーグ第16節。昨年末、今シーズン初の4連敗を喫し、前節まで西地区5位の長崎ヴェルカは、新年、最初のゲーム!中地区7位で15連敗中の信州ブレイブウォリアーズとのホーム2連戦です。
1月1日に発生した能登半島地震で、馬場雄大選手(28)の出身地、富山は、最大震度5強。信州ブレイブウォリアーズのホーム長野は、最大震度5弱を観測しました。試合前、選手、スタッフ、観客全員で地震の犠牲者に1分間、黙とうを捧げました。
GAME1(1月6日)の第1Q、10対12で2点ビハインドのヴェルカは、松本が3ポイントを沈め逆転すると、ドライブで切り込み連続シュート!終了間際には、荒谷のノールックパスからパーキンズが豪快なダンク!第2Qでは、ボンズがディフェンスを交わしながらシュート!さらに、荒谷からボンズ。馬場からボンズの素早い連係で得点を重ね、13点リードで前半を折り返します(49対36)。第3Qは、馬場、パーキンズがそれぞれ2本の3ポイントを決め、リードは18点に(68対50)。しかし、最終第4Qに入るとヴェルカの攻撃がブレーキ。信州に5本の3ポイントを決められ、残り1分3秒で逆転を許すと、その後もアウトサイドシュートの精度を欠き、73対79で逆転負け。5連敗となりました。
GAME2(1月7日)の第1Q。8点を追いかけるヴェルカは、ボンズがバスケットカウントの3点プレー!続いて馬場の3ポイントで逆転!さらに、相手ゴール下でボールを奪うと、小針からボンズへの速攻。ブラントリーは、ゴール下での強さをみせ9点リード(25対16)。第2Qは、髙比良の3ポイントで最初の得点を奪うと、ボンズがスチール!ブラントリーのアシストでシュート!さらに、榎田、馬場のドライブ!荒谷のアシストから松本!ヴェルカがリードを11点に広げます(48対37)。第3Qは、開始早々、馬場の3ポイント!そして出ました!BABABOOOOOOOM!!!12試合ぶりの馬場のダンクにブースターも大盛り上がり!エースのプレーで勢いを加速したヴェルカは、小針の3ポイント!ブラントリーも3ポイント!そして、荒谷のシュートでリードは20点(70対50)。最終第4Qでも、ヴェルカスタイルの「堅守速攻」を展開。前日の雪辱を果たし、6試合ぶりの快勝!ホームでうれしい白星です(92対64)。
【長崎ヴェルカ馬場雄大選手(28)】
「僕がチームを勝たせないといけないという思いはずっとあって、きょうの試合かなり覚悟を持って臨みました。そういった覚悟があると自分にもいいプレーが出来るので、この覚悟というのを忘れずに毎試合毎試合やっていきたいと思います」
ヴェルカは、14勝14敗で順位は6位。
次の17節は、17日(水)佐世保市体育文化館で同じ西地区で8位の京都ハンナリーズと対戦します。