業務受託業の国内最大手トランスコスモスが長崎市に新たな拠点を開設することになり、県や長崎市と立地協定を結びました。
取引企業の人事や経理の業務を代行し、諫早市のスタジアムの命名権も持っているトランスコスモス。新たなセンターは長崎市に来年10月14日に開業する長崎スタジアムシティのオフィス棟9階に入ります。センターの開設は県内4カ所目です。
トランスコスモス・牟田正明共同社長:
「一番うまくいっている長崎の地に4拠点目。さらにもう一歩進んだセンターをつくっていこうと」
新たな拠点ではDXやAIを活用し、取引企業の業務の生産性をさらに高めるサービスの開発や提供に取り組みます。全国的にIT人材の獲得競争が激化する中、県内では県や大学を中心にIT人材の育成を進めていて、スタジアムシティの同じオフィス棟には、長崎大学の情報データ科学分野の大学院研究室も入ります。
トランスコスモス・牟田正明共同社長:
「(県内では)ITにかなりしっかり取り組まれているという前提がまずある。我々が進めている方向性と合致していることが最大の利点」
県内にすでにある3つのセンターでは県内のIT人材を中心に1250人を雇用。新たなセンターでも3年間で約400人の雇用を予定しています。