大村湾周辺への観光客を増やそうと大石知事が県内外の事業者と意見を交わしました。
16日、時津町で開かれた、通算13回目・今年度5回目の「こんな長崎どがんです会」。県民が地域の課題や現状を直接、大石知事に伝える意見交換の場として県が開いています。県内外の宿泊、観光、飲食業界などから7人が参加しました。
今回のテーマは「観光」。湾内唯一の交通事業者「安田産業汽船」が進める、大村湾周辺の「サイクリング」と、湾上の「クルージング」を掛け合わせた新たな観光事業「サイクルージング」について意見を交わしました。
安田産業汽船株式会社・安田舟平代表取締役:「人を送客することにはノウハウがあるが、陸に上がると河童で、(陸に)上がった際のコンテンツを皆様の力をお借りするしかない」
大村湾漁業協同組合・松田孝成組合長:「私は非常に期待していて、そこに我々が何ができるかと色々な人に参加させて『サイクルージング』には色々な可能性が秘めていると思う」
大石賢吾県知事:「県としてはどういった役割を担えるのか、役割分担も大切なので、皆さんと相談しながら今後取り組みを検討していきたい」
大石知事は、県観光連盟が推進する県産の魚の刺身を七輪で軽くあぶって薬味と一緒に食べる新グルメ「やきうお」も試食しました。安田産業汽船の「サイクルージング」は、来年4月ごろの開始を目指したいとしています。