長崎県は、来年度の主要施策や当初予算要求額の概要を明らかにし、重点5分野に特化した「新しい長崎県づくり」のビジョンを設定しました。
ビジョンは「こども」「交流」「イノベーション」「食」「健康」の5分野で、おおむね10年後の、長崎県の「ありたい姿」を分野ごとに示しています。
「こども」の分野では、「こどものための、こども時間が1時間プラスされ、こどもが喜んでいる姿」、「交流」の分野では、「釣りやアニメなど様々なジャンルの聖地、本場、拠点として、県内各地に多くのマニアが集っている姿」などです。
各分野には、部局の壁を越えて、連携して取り組むための「ビジョン実現特別事業」を設け、新たに3億円の当初予算を要求する予定です。
大石賢吾知事:「ビジョン実現に向けた部局横断・融合的な取り組みを強力に推進するとともに各分野の施策の有機的な連携を図り、相乗効果を発揮させてまいりたいと考えております」
県は今後、県民の意見や、国の動向などを踏まえ、予算編成の中でさらに検討を進める予定です。