8日(金)にストライキを決行した通販大手アマゾンの商品を運ぶ配達員が失業の恐れがあるとして改めて配達業務に関する契約の延長を求めました。
配達員ら:
「ストライキを起こしたことで、迷惑がかかってしまった方々に対して、大変申し訳なく思っております。深くおわび申し上げます。申し訳ございません」
ストライキはアマゾンの商品を運ぶフリーランスの配達員たちが契約する2次下請け会社に対して、アマゾンと直接契約を結ぶ1次下請け会社が来月8日で配達業務の委託契約を打ち切ると通告したことが発端です。
配達員らは、失業の恐れがあるとして、1次下請け会社に対して2次下請け会社との契約継続を求めて先週8日(金)にストライキを決行しました。ただ、その後も1次下請け会社から「回答はない」として改めて契約を継続するよう訴えました。
配達員(50代):
「2次下請けや3次下請けは本当に使い捨て。ボロ雑巾みたいな形でやらされることが続くのかと思うと耐えられない。長崎が発端になって、運送関連の(多重)構造も全国に飛び火して、変わってくれれば」
配達員らは「この仕事しかできない人も多くいる」として、アマゾンに対しても2次下請け会社と直接契約を結び、雇用を守るよう求めました。