長崎市浜町のベルナード観光通りで障がい者施設などで作った野菜やお菓子などの販売会が8日まで開かれます。
6日に始まった「農福連携マルシェ」は国が推進する「農福連携」の取り組みの一環で、県内では5度目の開催です。農業と福祉の連携は、人手不足に悩む農業に、就労の機会を求める施設の利用者が携わることで、農業の担い手不足解消と障がい者の雇用という双方のメリットにつなげる狙いです。
店頭には、県内17の事業所で丹精込めて作ったお菓子や野菜、手芸品など約1000種類が並んでいて、その全ての商品に障がい者が携わっています。
客:
「自分は買うことでしか協力できないが、買うことで作られている障がい者の方に喜んでいただけたり、生きがいに思っていただければすごくうれしいなと」
街かどのふれあいバザール運営委員会・西田隆弘さん(64):
「私たちの扱っている商品は障がい者の真心を製品として扱っているので皆さんご協力のほど何卒よろしくお願い致します」
農福連携マルシェは8日の午後6時までです。