26日、長崎市内で警察官を名乗る詐欺と疑われる不審電話が相次ぎました。県警が注意を呼び掛けています。
午前10時から午後1時までの3時間に、長崎市内で同様の不審電話の相談が8件警察に寄せられました。
警察官を名乗り「大浦署生活安全課のサオトメです。郵便局員2人を捕まえたところ、あなた名義のキャッシュカードを持っていました。あなたが今持っているキャッシュカードは偽造のものです」などと話し、電話を受けた女性が「夫に電話を代わります」と告げたところ、電話は切れました。
県警は「キャッシュカードが偽造のものと信じ込ませ、直接カードを受け取りに来て、暗証番号などを聞き出す詐欺の予兆電話の可能性がある」としています。
また電話で警察を名乗る人物から暗証番号を聞かれたりお金を要求されたりした場合は詐欺を疑い、警察に相談するよう呼び掛けています。