元日の能登半島地震の死者は17日午後2時時点で232人、安否不明者は21人にのぼっています。今も多くの住民が避難生活を余儀なくされるなか、県内から薬剤師が派遣されました。
県薬剤師会の第1陣で派遣されたのは、さわせ薬局の澤㔟瑞城さん(44)、ありかわ調剤薬局の下辺寛弥さん(49)、上五島病院の柿田光一さん(63)の3人です。
石川県薬剤師会から日本薬剤師会を通じて派遣要請を受けた県薬剤師会が、会員に協力できる薬剤師を募集し、応じた薬剤師を派遣します。
第1陣の3人はきょうから移動も含め5日間、石川県内で活動します。調剤や医薬品の管理のほか、感染症のまん延が懸念される避難所での感染制御対策や公衆衛生管理など日々変わるニーズに応えます。
派遣される薬剤師(東日本大震災・熊本地震でも派遣活動)上五島病院・柿田光一さん(63):
「全ての患者さんに今飲まれている薬が供給されているとは思われない。だからそれに代わるもの(薬)とか、私たちの仕事として専門的な助言をして、薬を通して寄り添うことが大事なのかなと」
第1陣は21日(日)に帰還し、交代で第2陣の薬剤師3人が派遣業務を引き継ぎます。
テレビ朝日では、被災された方々を支援するため、「ドラえもん募金」を行っています。
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