能登半島地震の発生からきょうで9日、長崎からも支援隊が出発です。被災地で給水活動を行うため、長崎市が上下水道局の職員4人を派遣しました。
元日の午後4時10分、石川県能登地方で震度7を観測した能登半島地震から9日。余震が続く中、死者はきょう午後2時現在で206人、安否不明者は52人にのぼっています。きょうも安否不明者の大規模な捜索が行われました。
被災者に必要な物資は、道路の寸断などで十分に行き届かない状況で、停電や断水も各地で続いています。
長崎市からは、午前11時前、上下水道局の職員4人の支援隊が出発しました。長崎市役所庁舎前広場で行われた出発式には、鈴木市長や、市の職員らが参加しました。
長崎市は1月5日(金)から第1陣として、4人の水道局職員と2t給水車を石川県能登町に派遣し応援給水活動を行っていて、きょう出発した第2陣は、第1陣の業務を引き継ぎます。
車に積み込んだのは、4人の現地での食糧や、給水時に使う6リットル用の給水袋、300袋です。
長崎市上下水道局事業部給水課維持2係長・畑中久徳班長(51):
「タンクの水という限られた水にはなるが少しでも気持ちを込めて、勇気を出すよう励まし合いながらお配りできれば」
第2陣は今夜おそく、拠点となる石川県金沢市に到着し、11日昼頃、能登町に入ります。活動期間はおよそ1週間の予定です。
テレビ朝日では、能登半島地震で被災された方々を支援するため、「ドラえもん募金」を行っています。「NTTドコモ」と「au」「ソフトバンク」のスマートフォンから金額を選んで寄付できます。
NTTの固定電話とひかり電話サービスからの寄付は、募金専用電話番号0990ー513ー006にお電話ください。皆様のご協力をお願い致します。
テレビ朝日ドラえもん募金 https://www.tv-asahi.co.jp/doraemonbokin/