県民体育大会のグラウンド・ゴルフ競技には、1チーム、60代から80代の男女186人が参加しました。コースは50m、30m、25m、15m各2ホールの合計8ホール。直径36cmのホールポストを狙い、6人1チームで赤・青・黄色の3コース、24ホールを回ります。
「なかなか難しいですね」と笑顔で話すのは、大会最高齢、長崎市・滑石北陽クラブの坂本初雄さん88歳。「惜しかったなとか、うまい所入ったねとかね、ワーワー言ってやっているお互いにね」「健康でこうやって皆さんと一緒に大会にでも参加して従来通りやっていければなと思っている」
女性の最高齢は、島原白山クラブの浜崎セツ子さん86歳。75歳でグラウンド・ゴルフを始め、週3回、朝7時半から1時間半の練習に励んでいます。「ホールインワンをしたいけど入りません」「お話が好きで盛り上げて和気あいあいというかおしゃべりして笑ってプレーを楽しんで帰る」
グラウンド・ゴルフは、1コースを約1時間かけて歩いて回るため、健康的な体力づくりが無理なく出来ます。滑石北陽クラブの奥山直さん(76)「さーっと回っても4000歩くらい歩く、健康のために1日5000歩目指して頑張っている」
見事、ホールインワンを決めたのは、長与二丁間クラブの岩下淑子さん80歳。「カメラ来ているから頑張ろうとか冗談で言ったら入ったんですよ。ありがとうございます」40歳までママさんソフトボールでピッチャーをしていた岩下さん。素晴らしいコントロールを見せました。「(ホールインワンは)うれしかったです」「(グラウンド・ゴルフは)楽しいですね。年齢関係ないですしね」「ぜひグラウンド・ゴルフ皆さんしてください」