Youtube

YouTube

News

ニュース
News
2024/5/8(水) 23:30

父親が語る“女性とのトラブル”ストーカー容疑で逮捕歴…タワマンで女性刺され死亡

  • #社会

8日未明、東京・新宿区のタワーマンションで、25歳の女性を殺害しようとした疑いで、和久井学容疑者(51)が現行犯逮捕されました。

平澤俊乃さん(25)は、搬送先の病院で死亡が確認されました。首や腹などに、数十カ所の刺し傷があったそうです。

近くの住民:「尋常じゃないくらい『誰か助けて』と。その声で目が覚めて。男の人が誰かに蹴りを入れていて、刺した人は『おれはストーカーじゃねぇぞ』と。女の子は叫んでいたが、途中から聞こえなくなって。助けに加わった人が叫んでいた『つけ回されていたみたいだ』と」

男は、前日の夜から待ち伏せしていたとみられます。女性がマンション1階のコンビニに立ち寄った際に声をかけたところ、走って逃げて、大声を出されたので刺したと話しているということです。

捜査関係者によりますと、男は、果物ナイフ2本を所持し、女性を刺して、1本目が折れたため、2本目も使ったとみられます。「体を傷だらけにしようと思って刺した」と供述しているといいます。

現場は、西新宿の一等地にそびえ立つ60階建てマンション。7年前、国内最高階数のマンションとして売り出されました。亡くなった女性は、このマンションの住人だったことがわかっています。

男は、取り押さえられたときに、こう叫んでいたといいます。 同じマンションの住民:「『警察に行っただろ』『相談しただろ』と言っていて、『お金だまし取られた』みたいなことは聞こえた」

容疑者の父親です。 和久井容疑者の父親:「『川崎市の和久井学(51)』だなんて出ていたから、びっくりしていた。(Q.きのう家を出て出て行って、そのまま)出て行くとき『行って来るよ』と。『おう、気を付けて』と」

和久井容疑者は、両親と3人で神奈川の川崎市で暮らしていました。今回の事件との関連はわかりませんが、女性とのトラブルを抱えていたようです。

和久井容疑者の父親:「前からもめていた。(Q.女性と)うん。バイクも車も売って金にして、金を渡したら別れ話になって。何千万だかわからないけど。『結婚する』なんて言っていた。『(相手は)良い子なんだから』と」

こうした話は、あくまで和久井容疑者の言い分ですが、その当時、こんな投稿をしていました。 和久井容疑者のFacebookから:「16年間、大事にしてきたNRの嫁ぎ先が決まりました」 和久井容疑者のFacebookから:「20年9カ月乗ったNSXを手放しました」

そして同じころ、警察沙汰に。 和久井容疑者の父親:「ストーカーで、ちょっとあれしてね。(Q.東京から警視庁が)5~6人で来たよ。(Q.それが3~4年前)うん」

その一件とのつながりはわかっていません。ただ、和久井容疑者は亡くなった平澤さんと4年前に知り合ったと供述しています。 警視庁によりますと、和久井容疑者は、平澤さんが経営していた飲食店の客で、去年6月までは、自宅や店に近づかないようストーカー規制法に基づく、禁止命令が出されていたということです。

和久井容疑者は、平澤さんについて「1000万円以上の金を返してほしいと思って会いに行った」と話していますが、警視庁は、本当に現金での貸し借りがあったのかも含めて捜査する方針です。

◆事件を取材する社会部の石出大地記者の報告です。

たった、いま新たな情報が入ってきました。警視庁は、逮捕された和久井容疑者が平澤さんに対するストーカー規制法違反の疑いで、これまでに逮捕されていたことなどを明らかにしました。

警視庁によりますと、3年前の12月に平澤さん側から「店の客でしつこく言い寄られたり、自宅で待ち伏せされた」など、和久井容疑者に関する110番通報があり、警視庁が口頭で注意を行いました。これが初めての対応となります。しかし、翌年にも、店を出入り禁止にしたものの、再度、待ち伏せされたなどとの通報があり、ストーカー規制法に基づく注意を行いました。ただ、和久井容疑者が、数日後に再び店で待ち伏せをしていたことを受け、警視庁は、和久井容疑者をストーカー規制法違反の疑いで逮捕しました。 20日間の勾留ののち、起訴猶予処分となり、釈放されましたが、ストーカー規制法に基づく禁止命令を受けました。去年6月に禁止命令は解除され、平澤さんの意向もあり、警視庁の対応は終了していました。 しかし、再び和久井容疑者が平澤さんに接触し、事件が起こりました。

警視庁は9日に送検する際に殺人容疑に切り替えて、今後、調べることにしていて、事件に至った経緯を詳しく調べています。

NCC News

長崎の新着一覧

ANN News

全国の新着一覧
サイトマッププライバシーポリシーお問い合わせ

Copyright(C) NCC 長崎文化放送 . All rights reserved.

This programme includes material which is copyright of Reuters Limited and other material which is copyright of Cable News Network LP, LLLP (CNN) and which may be captioned in each text. All rights reserved.