捜査力向上へ 県警が「サイバー犯罪対策テクニカルアドバイザー」委嘱

サイバー空間での犯罪件数が増加傾向にある中、県警は捜査力を上げようとサイバーセキュリティーの専門家にテクニカルアドバイザーを委嘱しました。

委嘱状を受けたのは情報セキュリティー会社「トレンドマイクロ（東京）」の河田芳希さん（４３）です。２０２１年１１月から「県警サイバー犯罪対策テクニカルアドバイザー」を無償で務め、今年度から２０２６年度までの２年間も引き続きサイバーパトロールの実践方法やサイバー空間の最新の脅威動向を情報提供します。

河田芳希さん：
「まずはフィッシングサイトに対してのアクション、対策とかをいろいろ検討出来たらいいなと思います」

去年、県内のサイバー犯罪の認知件数は、インターネットを利用した架空請求詐欺や児童買春・児童ポルノ法違反など７７件で、県警は５２人を摘発しています。