俳優･水上恒司さん(24)が母校・創成館へ 夢の実現に向け後輩たちにエール

俳優の水上恒司さん（２４）が母校の創成館高校を訪れ、後輩たちに夢の実現に向けてエールを送りました。

約８００人の後輩たちの歓声の中登場した水上恒司さん２４歳。今年の日本アカデミー賞で優秀主演男優賞を受賞した今大人気の俳優です。

水上恒司さん：
「成功した経験も大事ですけど、失敗した経験がやっぱりその人にとって優しくなれるかどうかの大きなポイントになってくると思う」

トークショーでは声優を目指す生徒から「仕事が減っていくことを考えたりしますか？」という質問が出ました。

水上恒司さん：
「僕も前の芸名から今の本名水上恒司になっているんですけれど、その時に僕も１年半くらいかな。詳しくは話さないですけど、仕事をしていない時期があったんですよね。その時にいろんな人に支えられたというか、声かけてくださったという経験が本当に心が温まったんです。僕は芝居をやっていく上で、役者にとって一番大切なものは何かを考えた時に、どれだけ志を持って生きているかだったり、どれだけ必死に生きているかだと思うんですね。いつ僕は役者を辞めてもいいなと思っています。仕事をしていなかった時期があるからこそ。夢を追うことは大事だし、でもその中で生きていかなきゃいけないという現実もあると思うんですけど、僕も芸術というか、俳優をやっている立場からすると、厳しいこともあるかもしれないんですけど、頑張ってその夢は追っていただきたい」

麻生こはるさん（１７）：
「一生懸命頑張っていく、一生懸命その夢に向かっていくというのがとても大事で、次の仕事につながっていくように人間関係とか、人間性とかそういうのも大事だなってすごく分かりました」

水上さんは、生徒たちの夢の実現に向けて「目標に向かって努力したり、悩んだりする過程も大事」と自身の経験を踏まえて語りました。