あさってからのゴールデンウィークを前に長崎税関が薬物などの密輸を水際で防ぐ特別警戒を始めました。
27日(土)からのゴールデンウィークに伴う人流や物流の活発化に便乗した麻薬などの「不正薬物」の密輸入を未然に阻止するため、長崎税関は25日から「取締強化期間」として水際での取り締まりを強化します。
長崎税関監視部・都暁洋次長:
「特に観光資源の多い長崎だと、海外から多くの訪日観光客もいらっしゃる。そういった観光客の皆様にも安全に長崎を楽しんでいただくために密輸のリスクを我々がしっかりと対応していく必要がある」
麻薬探知犬やX線検査装置などの機器を活用しながら航空機やクルーズ客船などの手荷物や輸入貨物の検査を強化します。
都暁洋次長:
「広いエリアをカバーするためには我々税関だけではなくて警察や海上保安部の関係機関としっかりと協力・連携をしながらやっていくことが非常に重要」
長崎駅の多目的広場で行われた街頭キャンペーンには長崎税関をはじめ警察や海上保安部の職員など29人が参加し、麻薬の臭いがすると座るよう訓練された2頭の麻薬探知犬の能力も披露されました。
長崎税関の「取締強化期間」は5月12日まで実施されます。