乾燥大麻や液体大麻合わせて約5グラムを密輸入しようとした疑いで長崎税関がアメリカ国籍の男を長崎地検に告発しました。
10日付で関税法違反の疑いで告発されたのは、アメリカ国籍で住所不定の自称・会社員スぺラー・ディハビアー・ラティエフ容疑者41歳です。
3月24日、乾燥大麻と液体大麻合わせて5.296グラムを、手荷物のリュックサックや機内預けのスーツケースに隠し、航空機でタイから中国・上海を経由し、日本に密輸入しようとした疑いが持たれています。翌25日の正午ごろ長崎空港に到着し、税関の旅具検査で6つの容器に小分けにした大麻と、大麻を使用する際に使うパイプ2本が見つかり、午後10時45分、大村署の警察官が大麻取締法違反の疑いで緊急逮捕しました。
調べに対し「自分で使う目的だった。日本で違法なことは知っていた」と容疑を認め、「長崎には旅行目的で来た」と供述しています。