心待ちにしている方も多いと思います。25日朝、長崎地方気象台でソメイヨシノの観測が行われましたが、開花の発表はお預けとなりました。
長崎市南山手町の気象台。小雨が降る中、午前9時過ぎから職員がソメイヨシノの「標本木」の開花状況を確認しました。先週の22日(金)は1輪の花が咲いていましたが…。指標となる「5輪から6輪の花が咲いていること」が確認されると開花が発表されます。
長崎地方気象台・宮田博治気象情報官:
「赤くなってはいますけどね、もうちょっと足りないです。3輪ほど咲いている。4輪目がない。あと2つじゃないですか」
先週23日(土)からさくらまつりが始まっている長崎市の桜の名所、立山公園をのぞいてみると大半のソメイヨシノはつぼみのままでした。
宮田博治気象情報官:
(Q.見通しとしていつ頃5輪6輪となりそうですか?)
「見通しが全然立たないですね。今年は」
長崎のソメイヨシノの開花は平年は3月23日、去年は3月21日でした。宮田気象情報官は「今月に入り、冷え込んだことも影響しているのではないか」と話しています。