長崎県警察史の編さんに功労のあった人たちの表彰式が県警本部で行われました。
去年12月20日付で発刊された「長崎県警察史平成編~長崎県警察のあゆみ~」。平成元年の1989年から平成31年、2019年4月30日までの長崎県警の組織の変遷や各警察署の主な事件・事故などが収められています。これまで発刊した全3冊の警察史よりも写真やイラストを多く使用し、デザインを一新しました。
下田朋枝アナウンサー:
「小さな子どもたちも読み進められるよう各ページにはこういったイラストも隠されています」
編さん業務に協力したデザイン監修者の塩路有美さんに中山仁県警本部長から感謝状が手渡されました。
デザイン監修者・塩路有美さん:
「主人が警察の人間。(警察史を)実際に手に取って読み進めるのが難しかったので、一般市民の私が読み進められるようなものを作りたいと思ったのがきっかけ。開いたときにもう1ぺージ、もう2ページ読み進めたいなと思わせる工夫をたくさん凝らしているのでぜひ手に取って読んでいただけたら」
また、編さん業務に功労のあった警務課の駒田優将警部補が本部長賞詞。装備施設課の田中音充警部補と警務課の事務職員で、デザイン監修者の塩路有美さんの夫、塩路紘之さんが本部長嘗誉を受けました。
県警警務課事務職員・塩路紘之さん:
「妻には感謝しかない。もともと妻は私にないセンスを持っているのでそういうところを前面に出してもらっていいものが仕上がったなと」
「長崎県警察史平成編」は県内の36の図書館や全ての大学・高校などに配布しています。