2月22日は「ニャンニャンニャン」の語呂合わせで「猫の日」です。猫の保護活動を支援する長崎市の神社が浄財や猫のおやつを市に寄付しました。
寄付をしたのは、長崎市銀屋町にある「尾曲がり猫神社」です。運営責任者の琴岡翔子さんが「市の地域猫対策に活用してほしい」と神社に寄せられた浄財の全額と売り上げの一部合わせて22万円と、市の動物愛護管理センターの猫たちへおやつの「ちゅーる」222本を贈りました。
鈴木長崎市長:
「しっかりと動物愛護に活用させていただきたい」
尾曲がり猫神社・琴岡翔子さん:
「避妊・去勢の対策の費用として使っていただきたい」
長崎市の猫の殺処分数は20年前、2003年度のピーク時に4047頭に達しましたが、今年1月末時点では69頭まで減っています。減少の理由についてセンターは2014年度に野良猫の不妊・去勢手術の一部を助成する「まちねこ不妊化推進事業」を始めたことや、野良猫を保護する地域猫活動の増加などを挙げています。
鈴木市長は「猫は坂の町長崎のシンボル。猫と人が共存できるまちづくりを進めていきたい」と話しました。