雲仙市で防災教室が開かれ、気象予報士が自然災害への備えと早めの避難を呼びかけました。
NCCの気象キャスター、櫻田雅信予報士(30)は11日(日)、雲仙市の第8回公民館大会に講師として招かれ、台風の進路や線状降水帯が発生するメカニズムなどについて話しました。
参加した自治会や公民館の代表およそ50人を前に「線状降水帯の正確な発生予測はまだまだ難しい。気象庁から半日ほど前に予測情報が出るので警戒してほしい」「警戒レベル5(緊急安全確保)は既に災害が発生している可能性が高いため、『高齢者等避難(レベル3)』や『避難指示(レベル4)』の段階で早めに避難することが大切」と呼び掛けました。
金澤秀三郎雲仙市長:
「今までの事例を具体的に挙げて映像も交え、大変分かりやすく参考になった」
雲仙市自治会公民館連絡協議会・木田悟会長:
「(吾妻支部)自治会公民館を避難所として開設した。近くへの初期避難としてやっていきたい」
NCCでは、今後も地域防災への貢献に取り組みます。