平戸市最教寺伝統の節分行事「子泣き相撲」が4年ぶりに復活しました。
赤ちゃん力士が土俵の上でにらめっこ。先に泣いた方が勝ちの「子泣き相撲」です。江戸時代初期の1607年、平戸藩主を悩ませていた亡霊が赤ちゃんの泣き声で退散した言い伝えが起源とされています。行司が持つのは軍配代わりの「しゃもじ」。たくさん食べて健康に育つようにという願いが込められています。遠くは千葉や大阪などから150人の赤ちゃん力士が集まりました。
参加者(福岡から):
(Q.どんな成長を願う?)
「いつも笑顔がかわいいので笑顔を忘れないようにニコニコしてくれていれば」
いとこ同士で参加:
「緊張したみたいでかたまっちゃって、泣かずに両者引き分けで終わりました。優しくすくすく元気な子に育ってもらえたら」
境内は赤ちゃんの元気な泣き声と見守る家族の笑顔であふれました。