5月10日は「五島の日」です。新上五島町でこのほど記念イベントが開かれ、県内外から集まった多くの親子連れでにぎわいました。
新上五島町の北魚目小学校で開かれた五島の日記念イベントには、雨にもかかわらず、1日で約1000人が集まりました。参加した子どもたちはトビウオの形をした手作りの紙飛行機飛ばし大会や、上五島の海に流れ着いたプラスチックごみで作るキーホルダー体験を楽しんでいました。
イベントのタイトルは「大漁旗でつながろう島の内と外」。色鮮やかなオリジナルの大漁旗をデザインし、島おこしに活用しようというもので、島内をはじめ全国から上五島をイメージした494点の作品が集まりました。東京海洋大学の客員教授さかなくんがデザインした大漁旗も展示されました。
こちらは静岡県の小学4年生・深澤璃途さんの作品です。トビウオをはじめとしたたくさんの魚が生き生きと描かれていて、優秀作品に選ばれました。
深澤璃途さん:「トビウオとかイカとか描いた。(上五島は)海もきれいで魚もいっぱい取れるんだと思った」(次五島に来たら何したい?)「海に行って泳ぎたい」
イベントのハイライトは国の重要無形民俗文化財、上五島神楽の特別公演。子どもを巻き込んだ即興が会場を沸かせていました。
主催・柴田勝重さん:「島にたくさんの人に来てもらおうと大漁旗を作って島を応援しようと始めた。初めての五島での企画だったが、皆さんが喜んで来てくださり非常に喜んでいる」
五島の日のイベントは今後も続けるということです。