北松・佐々町で春の風物詩「シロウオ漁」がピークを迎えています。
漁は2月上旬から始まりました。佐々川の両岸には幾つもの足場が組まれ、シロウオを捕る人たちでにぎわっています。シロウオはハゼ科の小魚で、体長は4~5cmほど。暖かくなるこの時期、産卵のため川をさかのぼります。
川底に仕掛けた「四つ手網」を引き揚げると透き通った体のシロウオが入っています。生きたまま酢醤油で食べる踊り食いや天ぷらなど、旬の食材として人気です。
5日は地元の商工会主催のシロウオまつりが開かれ、試食コーナーは家族連れなどでにぎわいました。
訪れた子ども:(Q.どうだった?)「コリコリする…」
訪れた女性:「踊っていて、喉ごしが良い。動いて行ってます~」
シロウオの水揚げ量は年々少なくなっているそうです。漁は3月中ごろまで続きます。