五島市の小学生が地域の人たちとそば打ちを体験しました。
そば打ちに挑戦したのは五島市立盈進小学校の5、6年生22人です。
盈進小がある富江町の山下地区では、古くからそばが作られていて、地元の伝統文化を引き継いでもらおうと、30年以上前から地元の老人会が指導しています。
前日にこねて、寝かせておいたそば生地を何度も伸ばし、折りたたんで包丁で慎重に切っていきます。
6年生:「厚さが一番難しい。やりすぎるとだめだし、やらなすぎてもだめなので」
父親:「僕らもこのくらいの頃からじいちゃんばあちゃんに教わりながら打った」
切ったそばは体育館の外で大釜でゆでて、合わせて22kg、約300人分のそばが完成しました。
女の子:「あったかくておいしいそばです!」
全校児童51人と保護者や地域の人たち約150人が輪になって触れ合いました。