大村市の32歳の職員の男が3日、女子中学生に対する不同意性交等の疑いで逮捕された。
大村市池田2丁目に住む市産業振興部観光振興課職員・田上昂輝容疑者(32)は、10月4日の午後7時ごろ、県内の女子中学生と市内のホテルに行き、16歳未満と知りながら性行為に及んだ疑いが持たれている。
諫早署によると11月下旬に被害関係者からの届出により発覚。所要の捜査を行い3日(日)に逮捕した。2人はSNSで知り合ったという。
田上容疑者は調べに対し「16歳未満と知りながら性行為をしました」と容疑を認めている。
大村市の園田裕史市長は「被害にあわれた方、そのご家族、関係者の皆様に、多大なるご迷惑をおかけしたことに対し、心よりお詫び申し上げます。現在、警察による取り調べ中であり、事実関係の把握に努めているところですが、市職員として、あるまじき行為であり、市政に対する信頼を著しく失墜させたことは、誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。今後、事実関係を詳細に確認の上、処分等、厳正に対処してまいりますとともに、綱紀粛正を徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とのコメントを発表した。