ボーナスシーズンを前に長崎市で強盗を想定した訓練がありました。
訓練は、金融機関の利用者が増える年末を前に、防犯意識の向上と銀行強盗が発生した場合の迅速な対応を習得するため、県警と金融機関が連携して実施しています。27日は長崎銀行戸石支店と長崎警察署が連携し、行われました。
訓練は窓口の営業時間中、銃やナイフを持った2人組の強盗が客を人質に取り、行員を脅して現金1000万円を奪って逃げる想定です。行員は通報後、犯人の特徴を覚えて駆けつけた警察官に正しく伝えられるか、訓練しました。
富田康之支店長:
「役割分担などしっかりして臨んだつもりだったがいざ、犯人が来た時に、確認不足があったと反省すべきだと思った」
長崎署生活安全課・渡辺潤課長:
「もしその場に居合わせたら身の安全を第一に優先し確保して、警察に素早く通報していただきたい。そして犯人の特徴を覚えていただいて警察に情報提供していただけたら」
県内では今年6月、松浦市で客と店員が襲われ、大けがをしたコンビニ強盗殺人未遂事件。11月17日には佐世保市で米穀店を襲った強盗未遂事件が発生しています。