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新幹線建設現場の防空壕保存を申し入れ

2018年03月13日

長崎市銭座地区の九州新幹線長崎ルートの工事現場で見つかった防空壕を保存するよう市民団体が市に申し入れました。爆心地から約1.8キロ。長崎市天神町の九州新幹線長崎ルートの建設現場では、奥行き約1メートルから5メートルほどの15カ所の防空壕が見つかりました。工事が進み現在その多くが土に埋もれています。在外被爆者支援連絡会と平和活動支援センター、平和公園の被爆遺構を保存する会は、「貴重な被爆遺構で当時近くにあった福岡俘虜収容所第14分所の捕虜が掘ったり逃げ込んだりした可能性もある」として十分な調査と保存を検討するよう市に申し入れました。しかし市の原爆被爆対策部は「被爆の痕跡がなく特別な記録もないため一般の数ある防空壕と扱いは同じで残すべきものとは考えていない」という回答の一点張り。1時間半以上及んだ議論は平行線をたどり、団体側が文書での早急な回答を求め、会合は物別れに終わりました。