ニュースNEWS

小島養生所住民投票否決・基礎工事議案可決

2017年12月14日

「遺跡を守りたい」という市民の願いは届きませんでした。長崎市の小学校建設予定地で見つかった日本初の西洋式近代病院小島養生所などの遺跡の完全保存の是非を問う住民投票条例案が長崎市議会の本会議で否決されました。遺跡の完全保存を求める市民団体は住民投票条例の請求に必要な数の署名を集め市長に請求しましたが、13日の委員会で否決されました。本会議でも採決の結果、反対多数で否決されました。養生所等遺跡の完全保存を実現する市民の会の鮫島和夫代表世話人は「長崎市は文化に対する認識がない」と話しました。また、9月市議会で継続審議となっていた遺跡の上に小学校建設の基礎工事をする予算案については、「日本医師会や長崎大学医学部などから遺跡の適切な活用を求める要望書が提出されていることを重く受け止め、意見を尊重し工事を進めるべき」との付帯決議を付けての可決となりました。長崎市は工事について「できるだけ早い時期に始めたい」としています。