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対馬のカワウソは… 環境省が調査結果公表

2017年10月12日

2月に対馬で見つかったカワウソ。日本中を騒然とさせたこのカワウソは絶滅したとされるニホンカワウソだったのでしょうか。環境省が調査結果を発表しました。
環境省と専門家は8月の調査で見つけたフンや体毛を約1カ月半かけて調査しました。きょう環境省で会見した筑紫女学園大学の佐々木浩教授は、「ニホンカワウソの可能性は非常に低い。基本的にはユーラシアカワウソである」と話しました。環境省は対馬には少数のオスのカワウソが生息していて、DNAは韓国やサハリンのユーラシアカワウソと似ていると発表しました。メスの存在については判断を保留しました。そのうえで絶滅種のニホンカワウソである可能性は低いとの判断を示しました。佐々木教授は、「韓国で増えて、それが日本に分散することはラッコと同じように起こってきている。私見では、もともと対馬にはユーラシアカワウソがいた可能性が十分にあるので、私は日本にカワウソが復活したと喜んでいいと考えている」と語りました。今回の調査では、まだ個体数やメスがいるのかなどが特定できていないため環境省は引き続き調査を続けるとしています。