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2024/04/22

衆院長崎3区補選 一騎打ちの野党双方の「顔役」も長崎入り

自民党の裏金事件をめぐる谷川弥一氏(82)の議員辞職に伴う衆院長崎3区補欠選挙は中盤。一騎打ちの野党双方の「顔役」も応援に入り、舌戦を展開しています。

立憲民主党・前職・山田勝彦候補(44):
「この長崎3区の戦いで皆様が選挙に行かないという選択肢は、今の自民党の裏金、脱税、金権政治を許していることと同じではないでしょうか」

20日、立憲民主党の前職、山田勝彦候補(44)が東彼杵町で開いた個人演説会。応援には党の泉健太代表(49)が駆け付けました。

立憲民主党泉健太代表:
「つくづく思いますが、やっぱり自民党には、自浄作用がないんじゃないですか、皆さん。彼らに任せっきりにしておくと、彼らは抜け道を作るんですよ」

自民の政治を「権力者目線」と批判した泉代表。立憲民主党は補選前に離島航路の運賃を島民以外も割り引く法案を国会に提出するなど「地域目線」と訴えました。

泉健太代表:
「一緒になって地域を大事にする、古里の香りがするこの地域の営みが守られる政治を一緒に作っていこうじゃありませんか」

この補選を「長崎3区の政治文化を変える大事な機会」と捉える泉代表。投票率を上げるため、無党派層や保守層に訴えることとは。

泉健太代表:
「投票に行かないということは、自民党の古い政治の延命になる。ですから、白票や投票に行かないっていう行為は決して政治を変えるものではないっていうことですよね。(山田候補には)党派、支持者関係なく、全てのこの地域の住民の皆様の声を聞いて、国会に持ってきてもらいたい」

立憲民主党・前職・山田勝彦候補
「小さき声、弱き声に耳を傾けてこそ本物の政治と言えるのではないでしょうか」

日本維新の会・新人井上翔一朗候補(40):
「正々堂々と皆さんの前で胸を張れる政治を行っていきます。そして、子どもたち世代に胸を張って引き継げる社会を絶対に作っていきます」

21日、大村市で街頭演説を行った日本維新の会の新人、井上翔一朗候補(40)の応援には、大阪府知事で日本維新の会の吉村洋文共同代表(48)が駆け付けました。

大阪府知事・日本維新の会・吉村洋文共同代表:
「業界・団体からお金を受けて政治をやって、選挙をやって、支えてもらって、そして政治家になったらどっちの方向を向いた政治をしますか。そっちばかりに補助金がガンガン流れていくじゃないですか。皆さんの税金、何に使われているんですか。大阪は大赤字でした。僕たちは断ち切りました。やめようと子どもたち、孫たち、そして市民の方を向いた政治をやろうというので業界団体からお金を受け取ってません」

吉村共同代表は、自身が治める大阪で実現した高校の授業料や小中学校の給食費完全無償化を例に党の政策の実行力を強調しました。

吉村洋文共同代表:
「何で次の世代にどんどん借金を増やしていくんですか。子どもたちにどんどん借金を背負わす政治はまともな政治ですか?子どもたちが背負うのは借金じゃないんです。子どもたちが背負うのはランドセルです。教科書を背負ってもらわなきゃ。なんで借金を背負わせているの」

企業や団体との支援を断ち、相手候補と比べ後ろ盾がない中、井上候補は、市民の一票一票を積み重ね、有権者目線の政治の実現を目指すと訴えます。

日本維新の会・新人井上翔一朗候補:
「長崎の政治も大きく変えようではありませんか。今回のこの長崎3区の補欠選挙が長崎の政治の変わり目だと思います。ぜひとも皆様に井上翔一朗に1票を投じていただき、この1票1票の積み重ねで政治を変えていきましょう」

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