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2024/03/19

原因はたばこの残り火…島原鉄道「大正駅」駅舎全焼火災 重過失失火疑いで男(30)を書類送検

去年10月、島原鉄道の「大正駅」の駅舎が全焼した火災を巡り、諫早市の30歳の男が19日書類送検されました。駅舎でたばこを吸い、残り火の有無を確かめずに吸い殻をごみ箱に捨てた疑いです。

諫早市に住む30歳の男は去年10月11日(水)の午後0時43分ごろ、雲仙市瑞穂町の島原鉄道「大正駅」の駅舎内でたばこを吸い、残り火の有無を確かめずに、吸い殻を駅舎内のプラスチック製の「燃えるごみ」のごみ箱に捨て、その場を離れた重過失失火の疑いがもたれています。その16分後の午後0時59分ごろ、駅舎から火が出て、1棟約21平方メートルが全焼しました。

警察は付近の聞き込みなどの捜査から火災後、早い段階で男(30)を特定し、任意で調べていました。雲仙署によりますと、男は「大正駅」をよく利用していました。駅舎は禁煙ですが、男はこの事件以前にも駅舎内でたばこを吸っていたということです。駅舎には、プラスチック製の燃えるごみ用と、金属製の燃えないごみ用2種類のごみ箱がありました。事件当時、男は灰を地面に落としながらたばこを吸っていたということです。

調べに対し、「吸い終えたたばこを『燃えるごみ』のごみ箱に捨てたのは間違いありません」と容疑を認めています。

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