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2024/02/28

試験時間90分を誤って120分と伝え訂正せず…県立大入試でミス 3月に再試験

県立大学は25日に実施した情報システム学部情報セキュリティ学科の一般入試前期日程で試験官が受験生に終了時間を誤って伝えるミスがあったと発表しました。

ミスがあったのは、県立大学シーボルト校で25日(日)に行われた情報セキュリティ学科の一般入試前期日程の数学の学力試験で、40人の募集人員に対し100人が受験していました。
2つの教室のうちの1つで主任試験監督者が本来の試験時間90分間を、誤って120分間と口頭で伝えました。教室では54人が受験していました。その試験会場にはもう1人試験監督者がいましたが、ミスに気付きませんでした。
試験開始から80分が経過したとき、主任監督者は受験生に残り時間が10分だと伝えましたが、受験生の間に動揺が広がったように見えなかったとしてミスを訂正せず、10分後に試験を終了しました。
本来であれば、ミスが発生した時点で本部に連絡し、対応を協議すべきでしたが報告していませんでした。翌日午前、保護者から大学に問い合わせがあり、ミスが発覚しました。

大学は対象となる54人に3月3日(日)と4日(月)に再試験を実施するとしていて、現時点で19人が希望、9人が検討中ということです。

「入学者選抜は受験者にとって極めて重要なものでありミスが許されない。大学のミスがなければ生じなかった負担とか不安を与えてしまっているので、どんなにおわびしてもおわびしきれない。大変申し訳ない」

大学は、再試験は25日の問題と同程度であり、受験生に不利益のないよう選別するとしています。

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