Youtube

YouTube

2024/02/06

【剣道】島原男女V 全国出場懸けた全国高校選抜剣道の県予選

諫早市森山スポーツ交流館で開かれた全国高校選抜剣道の県予選大会。

予選突破

15校が出場した女子団体は、今年度のインターハイで島原がベスト8に入ったことで、長崎から2校が全国大会に出場できます。予選トーナメントを勝ち上がった長崎日大、島原、向陽、西陵の4校が決勝リーグでぶつかりました。まずは11月の新人戦を制し勢いのある長崎日大と、インターハイベスト8、伝統校・島原の対決です。先鋒は島原の山田が、次鋒は長崎日大の田中が取り、1勝1敗で迎えた中堅戦。両者一歩も譲らない熱戦を繰り広げ、開始およそ2分でした。

中山小手

島原副キャプテンの中山が得意の小手で一本を奪います。中堅戦で長崎日大の本多と戦うことを想定して、10日ほど前からイメージ稽古を積んできた中山。またも小手で2本目を決め、中堅戦を制します。

副将戦は引き分け、追い込まれた長崎日大の1年生大将・本田。本田は、諫早中時代に九州中総体の団体で2位になった時の大将です。
【長崎日大1年本田澪選手】「今まで練習してきたことや仲間を信じて強い気持ちで挑みました」
対するは、島原2年の松﨑です。開始1分30秒でした。物怖じせずに、攻めの剣道で本田が面。しかし、その後もう1本が決まらず、時間いっぱい。島原が本数勝ちで1勝目を挙げます。

島原勝利①

続く試合では、第1試合で敗れた長崎日大が強さを発揮します。先鋒の西山が華麗に面を2本取り、流れをつくると、中堅の本多、副将の勝矢も面を決めて、向陽を倒し勝利。

日大

一方、島原は第1試合の流れをそのままに、1人も敗れることなく、西陵に勝利。2勝目を挙げ、2年連続15回目の全国大会出場を決めました。

島原優勝

【島原2年中山琴葉副主将】「新人戦で負けてしまったのは悔しかった。そこからどうはい上がるかという気持ちできつい稽古を乗り越えてきました。(勝因は)足が使えていたことと相手の目を見てしっかり相手と会話が出来ていたこと」
【島原2年山田優生主将】「今まで先輩方が築いてくれた伝統をしっかり背負って、絶対に日本一になれるように頑張ります」

戦績

そして、第3試合の結果、島原以外の3校が1勝2敗で並び、勝利した人数が多かった長崎日大が、6年ぶり2回目の全国切符をつかみ取りました。
【長崎日大2年田中理央奈主将】「自分たちの一番の目標が全国大会出場だったのでチーム内で良かった所や駄目だった所を自分たちで話し合って反省点をすぐ改善することがきょうの試合はできた」

男子カード

一方、20校が出場した男子は、1枚の全国切符を懸けてトーナメントで争いました。決勝は、新人戦と同じカードに。新人戦王者の長崎南山と、リベンジに燃える島原の対決です。先鋒は2年生同士の対決。島原の福田監督が「先鋒戦で勝って流れに乗りたい」と、期待を寄せていた川野が躍動します。片手で面を決めると、2本目も面で決め、先鋒戦を制します。その後、引き分けが続き、先鋒戦の1勝で、島原が全国切符獲得です。

【島原2年先鋒河野太一選手】「とにかく気迫で勝って体を使ってどれだけ相手を圧倒できるかということを考えていました。」
【島原2年副将松尾奏汰主将】「きょう戦った剣道仲間のためにもみんなの思いをしっかり背負って全国に臨んで必ず優勝して帰ってきます」

島原の男女と長崎日大の女子は3月に愛知県春日井市で開かれる全国大会に出場します。(3月26~28日、春日井市総合体育館)

NCC公式アカウント

サイトマッププライバシーポリシーお問い合わせ

Copyright(C) NCC 長崎文化放送 . All rights reserved.