対馬市出身の28歳、将棋の佐々木大地七段が20歳の藤井聡太七冠に挑む初めてのタイトル戦「棋聖戦五番勝負」の第3局が3日(月)指され、佐々木七段は敗れました。
序盤は先手番藤井棋聖の得意戦法「角換わり」から「腰掛け銀」の展開に。佐々木七段が「右玉」に構えると、藤井棋聖は端に桂馬を跳ね、飛車を大転換させるなど常識を覆す新手を繰り出し、107手で佐々木七段が敗れました。
通算1勝2敗、あと1回負けたら負けが決まる「角番」に追い込まれました。
第4局は18日、佐々木七段が先手番をキープし、タイで最終局に持ち込めるか、藤井棋聖が一気に4連覇と七冠堅持を成し遂げるか、新潟市西蒲区の「高志の宿(こしのやど)高島屋」で指されます。