認知症高齢者の見守り・声かけ訓練が南島原市で行われました。
認知症になっても本人やその家族が安心して暮らせる街づくりを実現しようと、南島原市社会福祉協議会が主催した「認知症高齢者見守り・声かけ模擬訓練」。
5回目の今年は口加高校福祉科の1年生から3年生まで18人が参加しました。認知症の講話を受けた後は口加高校の敷地内に待機する高齢者に扮した5人のスタッフを見つけ出し、声かけをしました。
口加高校福祉科3年・上田晴香さん(18):
「あまり否定してはいけないのでどういった対応をとるべきか難しかった」
口加高校福祉科3年・荒木知優さん(18):
「認知症の方を見た際にはまずは相手を否定しないで相手のペースに合わせてコミュニケーションをとっていきたい」
認知症高齢者を見つけた際は、「驚かせない」、「急がせない」、「自尊心を傷付けない」ことが大切だということです。