
長崎海上保安部は、軍艦島を結ぶクルーズ船について、法で定められた検査を受けないまま運航したなどとして、会社と代表らを書類送検しました。
長崎地方検察庁に書類送検されたのは、長崎市の「やまさ海運」と代表、そして船長を務める船員2人です。
やまさ海運は長崎港から軍艦島を結ぶクルーズ船などを運行していていますが、今年5月8日から13日までの間(10日は運休)、クルーズ船「マルベージャ3」(96トン)を指定された期間内に中間検査を受けない状態で運行させた船舶安全法違反や、会社の安全管理規定を守らなかった海上運送法違反の疑いなどが持たれています。
代表は海上運送法違反と船員法違反の容疑、船長は船舶安全法違反の疑いで書類送検されました。