高市総理が総理公邸引っ越しに向け内見　バリアフリー対応に

　高市総理大臣は年内にも総理公邸に引っ越しを行う方向で調整していて、29日、バリアフリー対応にリフォームされた居住スペースの内見を行いました。

　高市総理は現在、東京・赤坂の衆議院議員宿舎に住んでいます。

　夫で元衆議院議員の山本拓氏は、脳梗塞（こうそく）の影響で車いすを使用しています。

　総理周辺によりますと、総理公邸の居住スペースをバリアフリー対応にするなどリフォームを行ったということです。

　政府高官は「危機管理上、公邸には入るべきだ」と述べ、臨時国会が終わった後、年末にも引っ越すとの見通しを示しています。

　高市総理も、7日の国会で野党から公邸に入るべきだと問われると、「今は荷造りの暇がないどころか、睡眠時間もほとんど取れていないような状況で仕事をしている。できるだけ早く引っ越します」と応じています。