日本維新の会・吉村代表「本来なら議員辞職すべき」 除名処分の3議員が自民党会派入り

　日本維新の会の吉村代表は党が除名処分とした衆議院議員3人が自民党会派に加わったことについて「本来なら議員辞職をして議席を維新に返すべきだ」と批判しました。

日本維新の会　吉村代表 「除名した場合は、議員辞職するという誓約書を3名とも公認のときに出しています。本来の筋とすれば、僕は議員辞職をして議席を維新に返すというのが僕は筋だと思います」

　自民党会派に加わった守島正議員ら3人は、維新執行部の党運営に不満があるとして9月に離党届を提出し、党から除名処分を受けていました。

　一方、3人が加わり衆議院で与党の議席が過半数に達したことに野党からは今後の国会運営を牽制（けんせい）する発言が相次ぎました。

立憲民主党　野田代表 「ほとんどもう僅差の状況というか、拮抗（きっこう）してる状況なので、多分政権運営としては緊張感は同じではないのかなというふうに思います」

国民民主党　榛葉幹事長 「国民が考えている真っ当なことを数の力で否決をすれば、それは必ず選挙で返ってくる。おごることなく謙虚な姿勢で法案審査、政治の議論を進めてほしい」